その道の人しか通じない駄洒落はおいといて、信毎メディアガーデンの丸山珈琲で売られていたアガタべーカリー製の牛乳パンは、普通のお店のソレを凌ぐ存在感でした。
まずは丸山珈琲の牛乳パン。
見たら唸る、牛乳パンに丸山珈琲のロゴ |
もうこれだけで十分仕事してるだろ、っていうほどの信州アピール。見ただけで食べないでもいいですとか思っちゃいながら開封。
あれ? |
今までのコーヒー味の牛乳パンと違う佇まい。何が違うって、クリームが白いところ。で、生地に何やら茶色のつぶつぶ。
食べたらわかる、これ凄いやっちゃ |
喰って見たらわかった、クリームには手を加えず、生地に珈琲を豆ごと練りこんでありました。もともと小麦の存在感がしっかりある生地にコーヒー苦みがつよく残されていて完全に大人あじ。苦みとクリームの甘み、おっさん系です。うめえ。
パッケージのデザインもさることながら、中身の実力を見せつけられました。前の投稿にも書きましたがこれ菓子パンじゃないっす。いってみれば上等な洋菓子です。
さらに、
丸山珈琲ではアガタベーカリーのピーナツクリームの牛乳パンが並んでいました。店にはない味なのでなんかあるはず、と思って迷わず入手。
このあとアガタの神田の店に行ったらピーナツは 売ってなかったので丸山珈琲限定なのかも |
で、ウチに持って帰った翌朝、寝坊したら抜け殻だけ残ってました。10歳の頃から信州中の牛乳パンを喰わされて成人した当ブログ試食専任者は、何かを感じ(私が寝坊してる間に)ピーナツを選んだようです。
画像はしっかり残してました。 よく見りゃクリームにつぶつぶが見えます。 |
生地の迫力とクリームの主張の戦い |
クリームにはピーナツのつぶつぶを残した荒々しい食感と強い香り、これに麦の力を感じる生地がレベルの高いところでバランスが取られている、というようなことを言葉少なに語っていました。そうだったのか。
ともかく、アガタベーカリーはパン生地といいクリームといい、素材感を表現するのに力を入れているんだな、と。
これからどんな素材を繰り出してくるか、あの荒々しいパンにどんな素材のクリームを挟んでくるのか、信州ならではの素材もまだまだあるので、これからが楽しみです。
ごちそうさまでした。
あ、あと、おまけですが、パッケージをとめるセロテープがその道の人にはたまらないデザインになってます。
パンダ好きのかたはたまらなくない? |
マステとか出したら人気でるかも。